始める前に知りたかった。節税ではない! ふるさと納税の3つのよくある勘違い。

ふるさと納税とは

どーも、ふるさと納税オタクのふる太郎です。
僕は、2015年からふるさと納税を始め、年間100箇所以上の自治体に寄附をしています。

ふるさと納税をしている方に質問です。
あなたが、ふるさと納税を始めた理由はなんですか?
または、始めようとしている理由はなんですか?

お得だから。と答える方が大半だと思います。
しかし、その「お得」の理由がいまいち理解していない方も大半だったりします。

僕もその一人でした。
当初、とりあえず始めた方が良さそうと思い、ふるさと納税を始めました。
「お得だから」という理由だけでした。
しかし、ふるさと納税を利用していくうちに、色々とふるさと納税について勘違いしていたことに気づきました。

今回は、ふるさと納税の3つのよくある勘違いを紹介したいと思います。

こんな人に読んでほしい!

・ふるさと納税は、節税だと思って利用している人。
・ふるさと納税を始めようか迷っている人。
・ふるさと納税サイトは、どこも同じだと思っている人。

ふるさと納税の3つの勘違い

早速、ふるさと納税初心者が、勘違いしがちな3つのことを紹介していきます。

勘違い① ふるさと納税は「節税」だと思っていること

ふるさと納税は節税対策でしょ。と思っている方、それは間違いなんです。
節税効果はありません。

ふるさと納税とは、ある自治体に寄附し、その見返りとして返礼品をいただきます。
そして、寄附額のうち2,000円は自己負担。越えた分は、所得税と住民税から控除されるという制度です。
つまり、実質2,000円の自己負担で、返礼品を受け取れるお得な制度というわけです。

しかし、ここで注意が必要です!

ふるさと納税をすることで、

納税額が減っているわけではありません。あくまで税金を前払いしているだけ

なのです。

例えば、普段2,000円で購入できるお米を、10,000円でふるさと納税したとします。
すると、8,000円を普段より余分に支払ったことになります。
この余分に支払った(寄附した)お金が、本来納税すべきだった金額から引かれるということです。

つまり、税金を前払いしている、ということになります。

まとめると、
ふるさと納税は「節税」ではなく、納税の「前払い」であり、本来納税するお金を返礼品(商品)に変えているということになります。

結果的に、ありがたい制度には変わりはありませんが、計画的に行わないと、場合によっては納税し過ぎというパターンもあるので、注意しましょう。

勘違い② 本当に「欲しいものではない」ものを寄附すること

実はこの事例は、ふるさと納税常連の方でも陥りがちです。

「お得だから、納税前にふるさと納税をしなければ!」と思って、普段のお買い物のように、とりあえず寄附してしまうのです。

勘違い①で説明した通り、ふるさと納税は税金の「前払い」です。
自分のポケットからお金が減るということに、事実上変わりはありません。

ふるさと納税を行うときは、自治体や返礼品をしっかり理解した上で、本当に欲しいものなのかどうかを自問自答することが大切です。

お金の無駄遣いにならないように注意が必要です。

これは僕の経験談ですが、
返礼品がビールの自治体に寄附をしたことがあります。(還元率は特別良くなかった)
お得だから、返礼品を買わないと損だと思い、なんでも良いから必要なものを返礼品として選びました。
よくよく考えると、そのビールはどこにでも売っていて、近くのスーパーの方が安く購入できます。
さらに待つことなく、今すぐ飲むことができるのです。
わざわざ返礼品にビールを選ぶことは僕にとって、あまりメリットはありませんでした
それなら、その地域でしか手に入らないお肉やお米を返礼品に選ぶ方が、その自治体のこともよく知ることができ、メリットを感じました。
※ビールの返礼品が良くないわけではありません。

そして現在は、適当に返礼品を選ぶことはせず、気になる自治体や良い返礼品(良い還元率)がどうしても見つからない場合は、納税することにしています。

勘違い③ ふるさと納税サイトは「どこでもいい」と思っていること

ふるさと納税サイトは、たくさんあります。
寄附するという目的としては、どのサイトを利用しても構いません。

ただ、CMで見たから、上司や友人に勧められたからという理由で、安易にサイトを決めてしまうのは、のちのち後悔することになる場合があります。

ふるさと納税サイトによって、自治体数や返礼品数、ポイント付与、返礼品ジャンル数など、まったく違うからです。

複数のサイトでもふるさと納税できますが、個人的にはあまりメリットを感じていないので、よほどの理由がない限り、1つに絞って良いと思います。

「節税」ではないと理解した今、必要なのは、ふるさと納税サイトを自分に適したサイトを見つけることです。

ちなみに、僕は楽天ふるさと納税を利用しています。

まとめ

よくある、ふるさと納税の3つの勘違いを紹介しました。

まとめると、

・ふるさと納税は、節税ではなく、税金の前払い。
・お得だけの理由で、本当に欲しくないものを返礼品で受け取るのは、お金の無駄遣い。
・ふるさと納税サイトは、サイトによって特性がある。必ず自分に合ったサイトを選ぼう。

そして、ふるさと納税制度を最大限活かすなら、できる限りお得なものを選びましょう。

寄附(社会貢献)は、継続できることが大切です。
節税ではなく税金の前払いと理解し、本当に欲しいもの(応援したい自治体)を返礼品に選ぶ。
そして、もう一つ大切なのが、返礼品の還元率が高いもの=お得なものを選ぶこと。

そうすることで、納得しながらふるさと納税を行えるので、結果的に継続できます。

寄附することに、見返り(お得)を求めることに少し抵抗がある方もいるかもしれません。
しかし、今まで寄附をしたことがなかった(方法がわからない)人たちが、ふるさと納税を行うことで、結果的に社会貢献できてるんですから、とても素晴らしいことですよね。
胸を張って、お得なものを選びましょう。

そして、ふるさと納税を楽しんでいきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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ふるログ編集部

ふるログ編集部

2015年からふるさと納税を始めてきました。 ふるさと納税オタクこと、ふる太郎です! 年間100箇所以上寄附。 溢れ出るふるさと納税愛とおすすめ返礼品を紹介していきます。

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